住宅研究開発支援

  • 高松プラスエネルギーハウスプロジェクト

10年ほど前に誕生し、今続々とドイツでは実績が増えている「プラスエネルギーハウス」。これを日本でも建築しようと日独共同のプロジェクトとして香川県高松市にプラスエネルギーハウスを建てるプロジェクトを2012年に発足させました。

 

最先端の換気空調設備を用いながらも、土壁などの自然素材も多用。ドイツのエコセンターNRWの設計監修の元、UA値=0.12という超高性能住宅として2013年12月に竣工しました。2013年10月31日には、日独シンポジウム開催と同時に、ドイツ連邦政府のドイツ国交省事務次官である、ハンス=ディーター・ヘグナー氏が高松オフィスに訪れ、同モデルハウスを視察。

さらに、2016年7月には、世界的なシンポジウムである建築メッセBAUミュンヘンの一環として行われた、ドイツ環境建設省主催によるプラスエネルギーハウスネットワークシンポジウムにて国際的な事例として、このモデルハウスが紹介されました。

 

 

  • 丸亀・低燃費賃貸住宅

集合住宅における低燃費化を実現したプロジェクト。賃貸住宅は持家に比べて性能面では劣っていることが一般的ですが、賃貸住宅の高性能化実現を目指して発足しました。

集合住宅のメリットである、設備の共用化を実現させ、5世帯分の換気空調を集中的に行い、世帯あたりの必要冷暖房コストを月平均3000円レベル(エネルギーパスにより試算)を実現しています。設備設計にあたってはドイツのエネルギーエージェントであり、1999年にドイツでも第一号となるパッシブハウス基準の集合住宅を建築したフェルディナント・ビゼリ氏に協力を頂きました。

同住宅は2016年国交省のサステナブル建築先導事業にも認定され、国を先導するプロジェクトとして紹介されています。

 

 

  • TOGA HOUSEプロジェクト

大手ガス会社からの委託による住宅商品開発プロジェクト。従来ほとんど新築受託をしておらず、ほぼ新規での新築分野参入となったため、市場のポジショニングから、商品コンセプト作り、ネーミングに至るまで支援させて頂きました。

事業立ち上げにあたり、省エネ住宅の営業手法、施工方法についての習得も必須でしたので、社員向けの勉強会、提携工務店に向けての技術指導も重ねて実施、年々実績を積み増していっています。

 

 

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