上海での建築物を学ぶ機会になりました

2017年4月21日

bundと言われる上海の川沿いにある高層ビル群観光スポットですが、すでにここのマンション(億ション)1㎡あたりの単価が12万元(日本円にして200万強)坪単価で670万円程度が普通。100平方メートルの広さで、2億円程度ということ。これでしか購入できないというのです。
市内中心部ではだいたいこのくらいが相場で1億ではもう購入できないそうです。そしてそこから車で1時間走った上海郊外まで移動してきました。
上海の一般的なサラリーマンで手取り12万円くらいの月給です。それでこのような1億のマンションってどうやって買うのか??? 街中から離れてくるとやはり庶民的な街並みになるかと思いきや。。。 高層マンション群だらけ緑豊かなえーここはフライブルグか?!と思わせるくらいの緑と鳥のさえずり・・・ 素晴らしい街区をすでにデベロッパーが建築をしていました。車も高級車ばかり、Audi、BMW、ポルシェ、ベンツは当たり前です。時おりフェラーリやランボルギーニ、マセラティも見ることができます。
一生懸命上を目指して快進撃で稼いでいて、今一生懸命欧米に近づこうと見た目を追い求めていて、それは建築の世界も同じ・・・表面上の見た目は素晴らしいのですが、残念ながら僕らが見たら残念な建築物ばかりでした。これでも中国トップ3に入るデベロッパーさんの建築物だそうです。まだまだ現場の知識と技術のレベルは追いついていない。そんな感じを受けました。
これからもどんどん建築をされるでしょう。そして中国は環境の世界でもトップレベルの目標を掲げました。きっと中央政府の厳しい要求もあり、考えられないスピードで改善していくと思います。しかし今これから内装工事、リノベーションを考える方には無駄なことをしなくていいような技術は日本からお届けできるなと思える数日でした。

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